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おとなカレッジ

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予防接種

babu8 赤ちゃんを病気から守る

赤ちゃんは、3ヶ月健診の頃から予防接種を受けるようになります。姫もツベルクン反応に始まり、BCG、ポリオと順調にこなしてます。自治体や月齢によって、受ける順番や種類が変わると思いますが、予防接種のスケジュールを立てるのも、最初はややこしいものでした。

まず、予防接種は大きく分けて「定期接種」と「任意接種」があります。

●定期接種
 接種時期が決められていて、その期間内は公費で受けられる。
 BCG、ポリオ、DPT三種混合(ジフテリア、百日ぜき、破傷風)、
 麻疹(はしか)、風疹、日本脳炎など

●任意接種
 自分の都合の良い時期に自費で受ける。
 おたふくかぜ、インフルエンザ、水ぼうそうなどです。


また、それぞれの接種期間が法律で決められていて、大体そのスケジュールに沿って受ければ大丈夫です。しかし、赤ちゃんの体調によっては、当日受けられない事もあるので、そうなると、予定が大幅に狂ってきてしまいます。予防接種スケジュールを立てる際に、抑えておくポイントは3つです。

1.集団接種の予定に合わせて立てる。
2.周囲で流行している病気の予防接種を先にする。
3.接種間隔に注意して調整する。

3.の接種間隔に注意するとは、生ワクチンを接種したら4週間、不活性ワクチンを接種したら1週間、間隔をあけて次のワクチンを接種しないと、免疫がつきにくいという理由からです。


姫の場合は、集団接種のBCG、ポリオ1回目、2回目が終わったあとにDTP、麻疹、風疹、日本脳炎の順番で受ける予定です。もちろん、DTPが先でポリオBCGの順番でも問題はありません。先日ポリオの2回目を受けた時は、小学生のお子さんもいましたので、ガイドラインに沿っていれば接種時期は自由です。三種混合は自治体によって集団接種の場合と、個人で病院に予約をして受ける場合があるようです。私の町では、個人接種なので予約をするのを忘れていたら、一回目がだいぶ先になってしまいました。病院でも接種日が決められているようで、自由に接種できませんでした。隣町では集団接種で毎月一回行っているようです。

予防接種を行う際は、自治体から配布された予診票に記入をし、母子手帳、体温計、オムツ、タオルなどを持って早めに会場に行くと良いと思います。ちなみに、私は初めてのBCGの時、予診票を持っていくのを忘れてしまい、開場で予備をもらい記入しました。皆様もお忘れなく・・・。

予防接種を受けられない場合は、当日熱が37.5度以上ある時、以前予防接種で強いアレルギー反応を起こした事がある、医師が不適当と判断した時などです。意外にも、ツベルクリン反応は、全身にステロイド剤を塗っていると受けられません。3ヶ月ごろは、乳児湿疹が出やすい時期でもあるので、皮膚に塗るお薬や飲み薬は、当日持参して医師に見せて判断してもらうのが一番です。

ポリオは経口ワクチン(スポイトで口に注入する)なので、接種後30分間は、口の中に指や手を入れないようにしなければいけません。これが結構大変!姫は指しゃぶりが大好きなので、思いっきりエビぞって泣き叫んでました。ポリオ接種後は15日~37日間くらいウイルスが便に排泄されるので、布オムツの場合は毎回煮沸消毒するなどしないといけないようです。私は、めんどうなので紙オムツにしました。

二次感染の心配もありますが、オムツ換えの度に石鹸をつけて手洗いすれば大丈夫です。しかし、1975~1977年生まれの方は、当時受けたポリオの抗体価が低いそうで、子供と一緒にポリオの接種を受けるよう勧められていました。極めてまれですが、子供から大人に感染してしまった例があります。

予防接種といえば、思い出すのがBCG。日本人は皆BCGを受けているので、ツベルクリン反応をすると陽性になるんですが、アメリカではBCGを受けないので、ツベルクリン反応が陽性になると隔離されたりするそうです。知人は、結核感染者として扱われてえらい目にあったと言ってました。国が違えばって感じですねぇ。


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